神田クリニック画像診断センターの特徴
1999年オランダ Philips社 Gyroscan 1.5Tを導入。以来、MRI画像診断の分野で地域医療に貢献することを目標に掲げて撮像を続けてまいりました。そして2012年Philips社 Achieva 1.5T A-seriesに機種変更を実施。最新のアプリケーション、撮像のノウハウを基に更に高画質で疾病の特徴を捉えた画像の提供をお約束いたします。
また画像診断センター内には超音波検査室を併設しており超音波画像とMRI画像お互いの特色を活用した総合的な画像診断を目指しています。
1.5T MR system
Achieva 1.5T MRIの特徴
- 全身領域から局所領域まで、高精細に撮像可能な多様の専用コイルを用います。SENSE使用により撮影時間の短縮、S/N比が大幅に上昇します
- 32チャンネル心臓専用コイルを用いる事で冠動脈MRA、遅延造影、シネ画像での心機能解析が行えます。
- 心収縮期と心拡張期の動脈信号値の差を利用する非造影血管撮像技術を使用する事により全身の血管を非造影で高画質に描出します。
- SENSE併用脊椎専用コイルを用いることで1回の撮像で全脊椎を描出します。(矢状断)
- 高精度な脂肪抑制法SPAIR法を使用することにより脂肪抑制造影3Dダイナミックが従来の腹部から骨盤、乳腺、頭頸部など適応範囲が広がります。

Heart
【冠動脈MRA】
32チャンネル心臓専用コイルを用いSENSE、脂肪抑制、横隔膜呼吸同期法などのアプリケーションを駆使する事により心臓全体の高分解能3D画像を1回の撮像で描出します。(非造影)
VR像を基にCPR像を再構成することで冠動脈の評価を容易にします。(矢印:左冠動脈前下行枝狭窄)

【心臓超音波】
弁膜症やシャント疾患などは心エコー法が得意とする分野の1つです。心臓MRI検査と組み合せる事で虚血性心疾患から弁膜症まで心臓を総合的に評価します。

Vascular
非造影血管撮像技術(TRANCE法)を用いることで全体像から局所部分まで高画質な血管像を描出します。
Balanced TFE法はT2コントラストを増強させた撮像法でT2値が高い血管の描出に優れています。

お申し込み方法
- 専用申し込み用紙(診療情報提供書)に必要事項を記入してください。1枚目は先生の控えになります。
- 画像診断センターまで予約のお電話をください。
- 患者様には、予約票(診療情報提供書の3枚目)をお渡しください。
- 診療情報提供書(2枚目)は、画像診断センターへFAX送信するか、患者様に持たせて下さい。
画像診断センターのシステム

画像診断センターの利点
- 主治医と専門医のダブルチェックができます。医療の質が向上します。
- オーダーから数日以内に検査を行うことにより、早期の診断、治療ができます。
- 診療情報提供料の算定が可能です。

画像診断サポート
- 放射線科診断医による迅速な検査結果報告体制を整備しています。撮影担当技師、放射線科医、当院MRI担当医師のトリプルチェックを実施。
- 検査結果報告書は、わかりやすいように「所見」と「KEY画像」で構成しています。必要に応 じて、読影医からのコメントや次の検査指針をご提案いたします。
- 検査結果報告書は、3日以内に先生のお手元にご郵送いたします。また、メールによる「検査結果配信サービス」、「翌日FAX報告」も選択できます。
- 報告所見が臨床症状と合致しない場合や疑問などございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。迅速に対応させていただきます。

受付時間
月曜日~金曜日 | 9:00~12:30 14:00~17:00 |
土曜日 ※第2・4土曜日は休診 | 9:00~12:30 |
日曜・祝日 (休診) | 休診 |
次のような患者様はMRI検査を受けられないか、または撮影が困難な場合があります。
予約の際にご相談ください。
- 心臓ペースメーカー、刺激電極などを装着している方
- 脳動脈クリップ、人工関節などの金属類を体内に埋め込まれている方
- 妊娠、または妊娠されている可能性のある方
- 閉所恐怖症の方
- じっとしていることが困難な方 (小児など)
- 以前に大きな外科手術を受けられたことがある方
- アートメイク・刺青・タトゥーを入れている方
